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白髪の旅ガラス

<   2011年 12月 ( 44 )   > この月の画像一覧

 大晦日を迎え、皆さんにお礼を申し上げます。
 素敵な写真、今年も有難うございました。お陰で紙面に楽しい画像の途切れることなく。
 真夜中の訪問、毎夜お疲れ様でした。お陰で一日が早く始まり充実した日に。
 仕事中の閲覧、頭が下がりました。お陰で朝から晩までアクセスの途切れることもなく。
 休日の訪問、今日も有難うございました。来年も懲りずに御愛顧戴ければ幸いです。
 良いお年をお迎え下さい。

 カラオケの 採点基準に 首傾げ
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by tabigarasu-iso | 2011-12-31 14:18 | 随筆 | Comments(0)

血筋

 ♫親父みたいなよ♫酒飲みなどに♫♬ならぬつもりがなっていた♫♬
 血筋とは、頭で判っていても争えないもの。飲兵衛の親父の生活を幼い時から見て育ち、そうにはならないと戒めていた筈ですが、家族に言わせれば近頃は良く似てきたようです。

 一方、親父の血を継がない趣味もありますから、それが果たして次世代に現れることか、恐れを知らない相方が試してみました。
「歌を歌ってみる」
そう、軽い気持で孫に話したのが間違いでした。昼食を済ませたばかりの孫娘、さっそくカラオケをリクエスト。

 こちらも根が歌好きですから、それには逆らえません。幸いにして前後左右は家が離れ、真昼から音量を気にしないカラオケがスタート。就学前の子供ですから、数回歌えば飽きる筈。

 ところが予想に反し、マイクを握って離しません。知っている童謡を自分で選曲し、次から次へと終りを知らない。出番を待つ人の気持も知らないで、実に血筋とは争えないものです。

 年末に マイク取り合う 爺と孫
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by tabigarasu-iso | 2011-12-30 22:08 | 随筆 | Comments(0)

社会的責任体制の普及

 日頃、社会的責任の方針を掲げ、目標を設定し、全員参加の活動などと奇麗な事を並べていても、いざという時に行動を起こし、家族や地域社会それに所属する組織を存続させる責任を果たさなければ、利害関係者から厳しく責任を追及される時代になった。

 東京電力の福島第一原子力発電所の事故では、大量の放射能が放出され人の住めない地域が出来ている。想定外の事故と称した責任転嫁の報告があったが、国内でも早々と社会的責任体制を導入している組織としては、お恥ずかしい見解であろう。

 想定内であれ想定外であれ、生物に有害な放射能を放出した事実に変わりは無く、その責任を東京電力が取るのは当り前のことである。この悲しい事故を契機にして、多くの組織で社会的責任の重要性が再認識されたことであろう。

 2010年には、社会的責任に関する国際的な手引きが発行された。2011年には、世界的な経済不況や東日本の震災それに原子力発電所の事故が発生し、社会的責任の重要性が誰の目にも明らかになる。従い、2012年には数多くの社会的責任体制が普及することになるだろう。さもなければ、我ら日本地区、地球村に明日はない。

木の香る 升酒一杯 もう一杯
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by tabigarasu-iso | 2011-12-29 11:30 | 随筆 | Comments(0)

爺様が行く

 年度が4月から3月までの所為で、二種類の干支が同じ学年に混在することになる。今年、ウサギの同級生は還暦を迎えたが、辰年の我らは来年に還暦を迎えて、揃って爺様の仲間入りだ。

 会社の定年は60歳だから、還暦の祝いは自由な世界への旅立ち祝いでもある。これまでと別の道を選択する者と同じ道を歩く者に別れるが、前者は若者と同じ希望を抱いて、慣れない仕事の不安に包まれ、後者はかつての部下に顎で使われる忍耐が必要になり、それさえ乗り越えれば仕事を延長できる喜びに浸ることが可能だ。

 その忍耐が我慢ならない時は、潔く組織を去る。折角の人生、還暦を過ぎたら楽しまなくては勿体無い。朝早くゴミを出し、家の掃除を終えたら、新聞に隈なく目を通す。コーヒーを飲み終えたところで身支度を整え、悠然と客先に出向く。

 好きな仕事が自分の裁量で自由に出来ること、そんな幸せはないであろう。コンサルなら、それが可能になる。それには、コンサルを依頼して下さるお客様が、爺様コンサルを認めてくれなければ始まらないが。

還暦を 過ぎて味出す 人の道
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by tabigarasu-iso | 2011-12-28 18:14 | 随筆 | Comments(0)

呟くウサギ

 今年は、格差是正の革命の嵐がアラブで吹き荒れ、東日本では大きな地震に大きな津波が発生し多くの命が失われました。また、ギリシャを震源とする国の経済破綻が欧州全体に広がり、年末にはロシアの一党独裁に飽きた民衆の大規模なデモが起こる政治不安も発生しています。

 こうした中、毎日飽きることもなく、愛犬や母を亡くした悲しみにも負けず、この一年間で581話を呟いて参りました。その大半が政治不安や経済不況に関するものではなく、足元を注意深く見た身近な関心事ばかりですから、井の中の蛙的な呟きと言えるでしょう。

 ところが不思議な事に、足元の問題を深く掘り下げて行きますと、地球の裏側に通じる世界的な解決策が見えて来ます。現象は判った。それでは、それを引き起こした原因は何か。ただ、ここから先の是正方法が国際舞台になると単純には行かないようです。

 一応選挙は行われたが、一人が何度も投票し、投票する前から箱には票が詰まっていた。それを立証する動画もある。だが、それは他国が仕組んだ映像だと言う。こうした選挙に関する疑惑は、一党独裁が長く続いたことが原因だと誰にも判るでしょう。

 けれど、その是正処置は、独裁者の首を替えるか、体制を変えるか、他国の所為にして何も変えないか、ISOマネジメントの是正ように素直には行かないようです。

 昼飯に カツ丼食べて 年を越し
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by tabigarasu-iso | 2011-12-28 08:50 | 随筆 | Comments(0)

環境ISOビジネスの行方

 経済発展と環境保全の両輪を回す目的の環境ISOだが、世界的な経済不況や東日本の震災の影響を受け、第三者登録を返上する組織が増えている。また、環境ISOを導入したものの、その成果が見えないとして登録を返上する組織もあると聞く。

 環境ISOの登録件数が減れば、登録維持を支援するサービス市場も縮小する。その中で、サービスの低価格競争を行い細々と生き残るか、他社にはないサービス内容で余裕を持って生き残るか、これまでにない新たなサービスを提供するか、この市場から撤退するか、その何れかを選択することが必要だ。

 とは言え、地球温暖化などの環境問題が沈静化した訳ではなく、引き続き、省エネや省資源を図る環境管理システムは必要であり、第三者登録の組織は増えざるを得ない。また、環境ISOを導入した成果が見えるようにする、期待対応型サービスの増加も想定出来るだろう。

 そこで、登録を行う審査機関、支援を行うサービス機関は、従来のやり方を見直さなければならない。まず、審査機関は、登録を行う組織の要望を充たす審査を行うことであり、その為には審査員の質を上げる必要がある。それには、審査員が専門家として生活可能な対価としなければばらない。定年退職後の審査員を低賃金で酷使し、審査料金を下げるだけの愚策は改める必要があるだろう。

 次に、支援サービスだが、解説者と支援者を明確にする必要がある。規格の解説しか出来ないコンサルは、自らの呼称をコンサルから解説者と改めて、利用者に過剰な期待をさせてはいけない。成果を相手に示せるコンサルは、それを具体的に提示すれば、捌き切れない注文に苦慮する辰年になるであろう。

総論で マイナスばかり 年の暮れ
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by tabigarasu-iso | 2011-12-27 12:11 | ISOマネジメント | Comments(0)

のっぺらぼうに遭う

 むかしむかしの噺ではありません。今朝の上り電車で見たことです。殆ど席が埋まった車内でしたが、空いている席が一つだけありました。

 朝から運が良いと、笑みを浮かべて腰を掛けてみたものの、ふと横を見ると大きな男が窮屈そうに長い脚を折り曲げ、膝の上には使い古したビニール製の黒鞄を置き、隣の席まで薄汚れた黒のコートをはみ出し、携帯クッションを首に当て旅慣れた姿で、窓ガラスに髪の乱れた大きな頭をあずけ、顔全体を白い手拭で覆い、静かに寝息を立てているではありませんか。

 これは、『のっぺらぼう』だと思いましたが、折角確保した席を立つのは如何にも惜しい。それに、滅多に遭遇しない相手ですから、パソコンを開き仕事の真似をしながら、横目でじっくり観察させて貰うことにしました。

 何駅か通過しても、一向に目覚める気配はありません。余程、疲れているのでしょう。また、微かに汗の匂いを感じましたから、風呂を利用出来ない出張帰りのようにも思えました。そうとなれば、旅ガラスにも似た『のっぺらぼう』に愛着を覚えます。ただ、目も鼻も見えない顔を見た子は、大きな声で泣き出すことでしょう。せめて、目玉だけでも手拭に書いて置きなさいとは言わずに別れましたが、これは本当の話です。

 もしかして 朝見る顔は 塗り壁か
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by tabigarasu-iso | 2011-12-27 08:50 | 随筆 | Comments(0)

心を奪われ

 どうした訳か、静か過ぎるのも神経が高まる。そこで、バックミュージックのつもりでラジオを点け、ノイズの聞こえない局を探した。

 パソコンの画面を睨みながら、そこに文字を映そうとしたが、巧みな話術に引き込まれ、両手はキーボードの上で浮いたままである。

 それは、女性参政権で先頭を走った市川房枝さんの波乱万丈の生き様であった。男女平等でない両親の関係が切っ掛けで、男女平等の政治活動に生涯を掛けることになる。

 そう思っていても実行できる人は希であるから、こんな貴重な話を聞き逃してはならない。そう思わせる落ち着いた女性の口調に対し、つい心を奪われ最後まで聞き終えた。

 雪の量 温暖化とも 比例して
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by tabigarasu-iso | 2011-12-26 08:26 | 随筆 | Comments(0)

太陽の香り

 風は冷たいものの太陽の光が届き
 来客に備え二階で布団を干そうか
 押入れから取り出した数に呆れて
 頭に載せ何度も階段を上り痩せる
 その大半が見慣れぬ下敷き上掛け
 厚い毛布など自分のものと大違い
 風と光を受けて膨らむ布団に毛布
 そこで眠る人に太陽の香り伝えて
 
 兎から 龍に襷の 駅伝か
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by tabigarasu-iso | 2011-12-25 15:49 | 随筆 | Comments(0)

拾いもの

 こちらが頼みもしないのに、定期的に送られてくる資料が何種類かある。内容が面白ければ有り難いが、そうではないからページを捲ることもなく、読み終えた新聞と一緒に資源回収へ回して来た。

 それを何の気紛れか、暇潰しに読んでみれば、これがなかなか面白い。セミナー講師の話をまとめたもので、語り口調のままである。文章化を想定していないから、綺麗な文体ではないものの、そこには講師の顔が見えた。

 つい、その口調に引き込まれ、最後のお礼の言葉まで読んでしまう。それには、話の内容が良かったこともある。珍しく、文字の流れと内容の両方に魅せられた文章であった。

 メモ用紙を取り出し、重要な箇所を写してみる。後日、その内容を検討し、自分なりの考えをまとめてみたい。かように、捨てないで読めば拾いものもある。

 レタスの葉 根に付く泥も 味わって
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by tabigarasu-iso | 2011-12-25 10:03 | 随筆 | Comments(0)