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カテゴリ:詩  

  • 地震に耐える柱
    [ 2012-05-22 08:30 ]
  • 風よ、戸袋を鳴かせないで
    [ 2012-05-12 10:33 ]
  • 今は咲かないで
    [ 2012-04-06 08:43 ]
  • 喜怒哀楽の人生
    [ 2012-04-01 12:01 ]
  • 春分の日の前
    [ 2012-03-19 11:42 ]
  • 馬力の復活
    [ 2012-03-15 06:44 ]
  • 寒暖の境目
    [ 2012-03-09 18:03 ]
  • 穏やかな昼下がり
    [ 2012-02-22 07:11 ]
  • 雪山
    [ 2012-02-21 07:45 ]
  • ここに幸あり
    [ 2012-02-10 07:28 ]

地震に耐える柱  

2012年 05月 22日
 カタカタ
 細かな振動
 上下に尻揺する

 ドンドン
 大きな振動
 上下に家揺する

 カシャン
 本棚の人形
 堪らずに落ちる

 外見れば
 他家も揺れ
 電線も泳いでいる

 ラジオ点け
 震度確かめ
 耐える柱に教える

 想い出し 振り返る間に また揺れて

by tabigarasu-iso | 2012-05-22 08:30 | | Trackback | Comments(0)

風よ、戸袋を鳴かせないで  

2012年 05月 12日
 竜巻はなくて

 強い風が一晩中吹く

 戸袋に潜り込んだ風は行き場を失い

 元に戻ろうとして中から揺する

 金属製の戸袋だから

 ペコパコポコと悲しく鳴き続け

 一晩中眠れないまま

 日の出を迎えた

 戸袋よ 左程悲しく 鳴かないで

by tabigarasu-iso | 2012-05-12 10:33 | | Trackback | Comments(2)

今は咲かないで  

2012年 04月 06日
 待ち望んでいた
 桜の花よ
 今は咲かないで
 春の嵐に
 吹き飛ばされるから

 寒さに耐えていた
 桜の花よ
 今は咲かないで
 心ない
 風に枝折られるから

 宴待っていた
 桜の花よ
 今は咲かないで
 嵐去るまで
 蕾の中に居ておくれ

 追い越して 風になるには 早過ぎる

by tabigarasu-iso | 2012-04-06 08:43 | | Trackback | Comments(0)

喜怒哀楽の人生  

2012年 04月 01日
 先週末は悲しみに泣き崩れ

 今週末は喜びに祝杯を干す

 弱き人の心は急変に傷付き

 過去に蓋して未来を夢見る

 喜怒哀楽の人生に他はない

 ペリカンよ 口の中には 何を入れ

by tabigarasu-iso | 2012-04-01 12:01 | | Trackback | Comments(1)

春分の日の前  

2012年 03月 19日
 春分の日の前
 穏やかな日差しを受けて
 水槽に眠るメダカも
 水面浮上

 いつの間にか
 見違えるばかりの体長に
 大きな目玉二つで
 人間観察

 明日過ぎれば
 主役演じる春となり
 徒党を組んで
 スイスイ

 幼き頃は
 跳び回る遊びに忙しく
 メダカ跨いで
 今頃観察

 穏やかな 陽射しを受けて 藻に泡も

by tabigarasu-iso | 2012-03-19 11:42 | | Trackback | Comments(0)

馬力の復活  

2012年 03月 15日
 走ると言うより 
 踏み出す

 速いと言うより
 力強い

 人を乗せると言うより
 積荷を牽く

 競争馬とは言わず
 ばん馬と言う

 草を食み
 馬力を生み出す

 化石燃料を燃やす
 トラクターとは大違い
 
 環境に優しいばん馬よ
 今こそ復活の時だ

 ばん馬牽く 荷車上で 夢うつつ

by tabigarasu-iso | 2012-03-15 06:44 | | Trackback | Comments(0)

寒暖の境目  

2012年 03月 09日
 朝夕は幾らか寒い
 いつも通りオーバーを着込む
 習慣でマフラーも巻く
 バスに乗り
 後悔しても戻れない
 汗の匂いが鼻を突く
 誰のものか判らない
 マフラーを首から外し
 鞄に仕舞った 
 オーバーもと思ったが 
 とても無理である
 持てば良い
 自分に言い聞かせた


 バスの中 汗の匂いに 春を知り

by tabigarasu-iso | 2012-03-09 18:03 | | Trackback | Comments(0)

穏やかな昼下がり  

2012年 02月 22日
 大宮駅からはやてに乗る

 車内は家族連れが目立つ

 背広姿は場違いのようだ

 仕方なくパソコンを操り 

 近場の枯野に田舎を想い

 遠くの雪山に命を感じる

 空は晴れて風もなかった

 冬のコートは場違いかも

 だが夜の冷え込みに備え

 マフラーも巻いた旅姿に

 軽装の人は何を感じるか

 それも気にならなかった

 
零下から コート要らない 昼下がり

by tabigarasu-iso | 2012-02-22 07:11 | | Trackback | Comments(0)

雪山  

2012年 02月 21日
 車窓に飛び込む雪山の連なり

 暖房の効いた車内から眺めて

 どっかり座る姿にほっとする

 やがて山並の色を緑に変えて

 数多の動物養い憩いも与えよ


 東北に 一人向かうも 山迎え

by tabigarasu-iso | 2012-02-21 07:45 | | Trackback | Comments(1)

ここに幸あり  

2012年 02月 10日
 どこにあるの
 なにが
 幸せ
 探すもの
 そうじゃないの
 そうじゃない
 なら
 育てるもの
 ふうん
 おかしい
 ええ
 どうして
 あなたらしくない
 そうか
 そう
 育ったかな
 ええ
 探してみようか
 その必要はないわ
 どうして
 ここに幸あり
 なるほどね
 そう
 
 雪の舞う 関ヶ原過ぎ 日が差して

by tabigarasu-iso | 2012-02-10 07:28 | | Trackback | Comments(2)