2008年 08月 08日
豪雨
恐れ入ったのは、どの部分かと言えば、『非常に激しい雨』であり、電車が予定より遅れることではない。昨今の異常気象には慣れているから、激しい雨で電車が遅れることもあるだろう。それより、非常に激しい雨を『豪雨』と入力しない日本人が現れたことである。意味は同じだから問題にすることもないのだが、ひらがな、カタカナ、それに漢字を巧みに使い分ける、日本人の特色が薄れて行く様で寂しい。
ところで、慣れたとは言え、豪雨で新幹線が停まることは、珍しいことであろう。果たして、どんな雨量であったのか。線路が冠水する恐れがない限り、安全を確保する徐行運転にはなっても、停車することはなかろう。冠水するような窪地に、高速で走る新幹線の線路を、無理して設置しないだろうから、豪雨が原因で何がどうなり停車したのか、その理由を知りたいものである。
何はともあれ、豪雨が止んだ後の運転再開は早く、三十分程の遅れで岡山駅を出発できたから、流石と感心する一方で、何故に完全停車したのか、どうにも不思議でならない。それとも、ゆっくり走れば、線路から車輪が外れる恐れがあるのか。傾斜が厳しい曲がり角では、そうかも知れないから、豪雨と言わず非常に激しい雨と言うように、そちらの方も判り易く説明してくれたら良いものを。
文字使い 妙に気になる 蝉しぐれ