2008年 04月 07日
ISO14001規格を活かせ
そもそも、ISOマネジメントの国際規格を導入したからと言い、すぐに成果を期待する人は、少数派の筈です。と言うのも、腹の脂肪が取れる体操器具を購入したものの、一週間で厭きてしまい、後は箪笥の隅に追い遣ってしまう人は、己の意志の弱さを確認しても、その器具の所為には決してしないでしょうから。
ISOマネジメントの導入効果を上げるためには、規格が要求する内容を誤解せず、自社のマネジメントに無理せず組み込み、厭きずに使い続けることです。マネジメント規格は、ネジなどの製品規格と異なり、経営に関する定性的な要求ですから、対応の幅は広く、選択肢が一つである筈がありません。
誤解せず規格を理解したところで、マネジメントに組み込むとなれば、導入の段取りが肝心です。規格の要求事項に沿い活動している組織など殆どないでしょうから、組織の活動に沿い、規格の要求事項を組み込むのが自然でしょう。
組織毎の導入の段取りはコンサルティングに任せ、自社のマネジメント形態に合わせて、規格を旨く活用する方法を、何処かの或る組織を想定し、これから暫らく、規格の要求事項に沿い呟いてまいりましょう。言わずとも、旅ガラス独自の考え方でありますから、一つでも参考になれば幸いです。
見事咲き 潔く散る その後に