2007年 10月 28日
裸祭り
その像を何度と無く、携帯電話のカメラに納めようと思いながらも、仕事先や学校へ向かう地元の人が、誰一人近寄らないものですから、暇そうにカメラを向けるのも気が引けて、未だに撮影しないまま。いつしか勇気を出して近寄り、勇ましい姿を撮りたいものです。
そんな誓いを繰り返し、コンサル先の門を朝八時に潜れば、事務局の方が出迎えに来てくれました。
「準備状況は如何ですか?」
朝の挨拶替わりに声を掛ければ、ぼそりと世辞抜きに答えてくれます。
「進んでいません」
その理由を聞くほど、野暮ではありません。何が進行を妨げているのか、既に承知のことですから、決定的な解決策を提案できない、コンサルの責任を痛感するばかりです。ISO登録審査の期限も迫っていましたから、思い切った提案をしてみました。
「トップを交えた席で、ISOの仕組みが進まない状況を説明し、課題を明らかにしてみましょう。それでも動かない場合には、ISOに縁が無かったと諦めるしかありませんね」
当たらずに 砕ける波と 誰がなろ