2007年 09月 07日
短命
ところで、同じ短命でも、昨今の大臣が就任してから退任するまでの短さは、本人の責任だから呆れ果ててしまう。その責任も大臣を辞めるだけで、一人を除き、揃って議員辞職までしないところが妙である。例外の方は、自ら命を絶たれたが、それで責任が取れたかは疑問であろう。
犯した罪は、事務所費用の水増し請求、献金してはいけない組織からの献金など。全ての案件が違法であり、動く金銭は全て国民の税金である。罪の軽さ重さは知らないが、大臣を辞めれば済む問題ではないのは明らかだ。
国民の税金を違法に横領したのだから、国民を裏切った罪で、議員も辞める潔さが欲しいところだが、誰一人として、そのような行動を未だに取らない。かつて、総理、総理と詰め寄った議員が、秘書の給与問題で議員辞職に追い込まれた事実、想い出そうとする議員は居ないのであろうか。
役目終え 歩道に眠る 油蝉