2017年 11月 02日
夜空を仰いで
夜空を見上げることが出来る球場は、屋根付きのスタジアムでは味わえない醍醐味がある。
雨が降れば身体で受け留め冷たくなり、風が吹けば打ち上げたボールは流され思わぬ方向に落ちて行く。
横浜球場で繰り広げられた日本シリーズ、三戦全敗で迎えた四戦目、この一戦で負ければシリーズが終わる大一番に新人投手の登板は予測を越えた。
開き直ったチームの戦いは強い。新人投手がノーヒットで抑えれば、これまで沈黙していた主砲が火を噴く。
それに比べ、優勝に手を掛けたチームはベテラン投手の起用である。確実な勝利を求めて守りに入ったチームは、夜空を仰ぐ結果になった。
寒空も 浜の熱気に 脱帽し