2017年 05月 31日
環境ISOを活用した儲かる経営
環境ISOは、初版が1996年9月に発行され、2004年9月に第二版として改訂され、2015年9月に第三版として改訂されましたが、初版や第二版と第三版は大きな違いがあります。
どの企業も健全に利益を上げ、企業の存続を図るとともに、納税義務で国の存続に貢献しなくてはなりませんが、環境ISOの第三版で初めて、健全に利益を上げる企業の目的に対し、適切な環境方針を策定することが要求事項になりました。
環境ISOは、トップの作成した環境方針を実現する為に計画作成、運用、パフォーマンス評価、そして改善を行うシステムですから、環境方針に企業の目的である利益確保を盛り込めば、環境目標は利益上げる目標と経費を下げる目標になります。
これにより、本来業務と環境ISO活動が一体になり、売上目標や経費削減に連動した環境目標の策定がなされ、定期的な進捗管理、他部門の監査員による有効性監査、トップによるマネジメントレビューによる改善指示がなされ、従来のシステムにはなかった監査や審査の機能が有効に働けば、環境ISOは儲かる経営ツールになることでしょう。
昔から ISOとハサミは 使い様