2017年 05月 23日
青い梅の実
どこからか漂う梅の花の香は、上品で心地良く鼻孔を酔わせてくれます。それだけでも十分なところ、可憐な花の咲き誇る様も見せて春を招いてくれました。
そればかりか、花の後には青い実を必ず付けてくれます。日増しに大きくなる姿は、他所の家の梅ながら愛しく、写真に収めずには居られません。
その光景を梅の木の主は庭に居て認め、今年は出来が良くないと断りを入れるような挨拶になり、さようですか、それは残念と惜しんで見せる暇人です。
確かに、言われてみれば梅の実に例年の張りが不足しているような、それになった梅の数も少ないような気がするのは、手に入れることができない人の心を反映しているのでしょう。
梅の実よ 酒に浸かって 我が口に