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白髪の旅ガラス

予防と防止の違い

予防と防止は、僅か漢字一字の違いですが、その違いを承知した上で使い分ける必要があるようです。例えば、「汚染の予防」と「汚染の防止」の違いを調べてみましょう。

辞書によれば、「予防」は悪いことが起こらないよう前もって防ぐこと、「防止」は防ぎとめることと、両者とも似たような意味ですが、前者は悪いことが起こる前の処置で、後者は悪いことが起こる前と起こった後の処置を意味するようです。

悪いことが起こる前に処置することを狙うなら「汚染の予防」と使い、悪いことが起こる前と後の両処置を想定するなら「汚染の防止」と使い分けるのが良いのかも知れません。

環境ISOでは、汚染の予防を「有害な環境影響を低減するために,あらゆる種類の汚染物質又は廃棄物の発生,排出又は放出を回避,低減又は管理するためのプロセス,操作,技法,材料,製品,サービス又はエネルギーを(個別に又は組み合わせて)使用すること」と定義しています。

従い、環境ISOを導入する組織では、予め汚染を出さない処置として「汚染の予防」を主に使い、汚染が生じた後の処置まで含む場合は、「汚染の防止」を使うのが適切でしょう。


良く似た字 意味は違うと 誰か言い

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by tabigarasu-iso | 2016-08-29 07:43 | 随筆 | Comments(0)