2016年 06月 26日
トンボの孵化
数匹のメダカは、太陽光を浴びて成長する水草や藻に囲まれて元気良く泳ぎ回り、水草に沢山の卵を産み付け、数ミリの孵化したメダカは数え切れません。
その中から逞しいものが数センチになり、種の保存が出来たことに目を細めていると、足元に微かな生物の気配を感じます。ゆっくり視線を移せば、ヤゴから抜け出したばかりのトンボが翅の乾くのを待っていました。
それが開くまで飽きないで待ちます。カメラに記録した後で暫く待っていましたが、こちらの心を読んだのかトンボは微動もしません。二時間後に様子を見れば、トンボの翅は全開してヤゴの上に佇み、妻が近寄ると浮き上がり、空に向かって元気良く舞って行きました。
池の底 ヤゴは這い出し トンボかな