2015年 10月 18日
敗れて笑顔
『監督を辞める覚悟が決まったようだな』
翌日の新聞には、想像した通り監督辞任を球団に伝えた記事が掲載され、清々しい顔写真も添えてありました。辞任の理由として、優勝できなかったことが挙げられています。勝てない試合に伴う心的圧力は物凄く、そこから解放されたかったのでしょう。
これまでテレビ中継を観ながら、監督と選手の表情が暗いチームに勝ちはないと思っていました。心の隅に試合から遠ざかりたい監督の気持があり、それを選手が察していたなら、当然の結果でしょう。
それにしても、ファンとしては歯痒い試合が何試合も続きその都度落胆しながら理由を考えたものです。優秀な選手が力を発揮しなかったのは、試合に負けて優勝を逃し、一刻も早く監督を楽にしてあげたかったのかも知れません。
監督の 休んだ試合は 勝ち続き