2015年 05月 26日
沈黙の審査
「沈黙の海」は、「沈黙の春」と同じような環境破壊の視点から、水族館の水槽に何も入れないものを展示しているもので、現場を見学者に見せる発想には脱帽しました。
環境ISO審査や環境コンサルに携わる者は、「沈黙の春」は必読書であり、沈黙の春を迎えることがないよう常に話し続けたいものです。「沈黙の海」は遠方ですから、いつか訪問してみたいと願うほかありません。
環境ISO審査においても、本来ならあってはならない筈の「沈黙の審査」と言われる場合があります。審査員が沈黙しては審査になりませんから、沈黙するのは審査を受ける側に他なりません。
これは、『威圧的な審査員で何を言っても聞く耳を持たない』、『何か質問すれば分からない専門用語を振り回されてしまう』、『早く審査を終えて帰って貰うのが一番である』など、審査道を外れた審査ですから、「沈黙の審査」だけは流行らないことを願っています。
また来てね 世辞に言われた 審査員