2015年 05月 22日
土瓶
明日の仕事に備えて泊まった場所は、ホテルと言うより旅館に近く、温泉に浸かった後は宴会する客ばかりです。その中に混じり、中瓶の麦酒を舐めるように飲みながら、大人しく夕飯を終えました。
何しろ仕事前の宿泊ですから、部屋に戻ると資料を拡げて予習です。備えが早過ぎ忘れた点を想い出しながら、新たに発見した良い点や改善点に付箋を付けたりメモする姿は年齢を重ね過ぎた受験生。
翌朝、ロビーの隅に置かれた大きな土瓶は笑っているようです。この地を訪れた証拠として写真に納めることができましたから、思い残すことなくタクシーに乗って仕事現場へ向かいました。
この土瓶 火に掛けたなら 足を出し