2015年 05月 11日
イルカの捕獲が問題になる
・自動的に呼吸が行われない
・左右の脳を交互に眠らせる
・左右の目を別々に動かせる
人の呼吸は自動的に行われ、眠る時に左右の脳を使い分ける人は聞いたことがありません。また、左右の目を別の方向に動かせる器用な人も、見知った仲間には居ないようです。
人と同じ点は、社会的な動物であること。病気になった1頭のイルカが浅瀬に向かうと、群れ全体がその後を追い、群れ全体が砂浜に打ち上げられてしまう。そんな場面をテレビで観たことのある人は、その理由がイルカの社会性にあったことを知ります。
ところで、日本の動物園や水族館で飼育されているイルカは、施設で出産や育成させたものではなく野生のものを捕獲したもの。追い込み捕獲という方法が、世界の動物園や水族館を管理する団体から非難されているようです。これを機会に、社会性を持ったイルカの捕獲方法を見直す必要があるのかも知れません。
策立てて 狩りする仲間 人イルカ