2015年 03月 12日
美味い立ち食いソバ
季節柄、富山の白エビ天ぷらがありましたから、それを自動券売機で選んで店内に入り、食券をカウンターに置いて告げます。
「ソバで」
「かしこまりました。ソバで白エビ天」
注文を繰り返す声に勢いがあり、味が期待できそうです。それに、二人の店員は若く、何やら話しながら楽しく仕事をしていました。
「お待ちどうさま」
「ありがとう」
カウンターから白エビ天ぷらソバを受け取り、箸立てから箸を二本取り出し、七味唐辛子を軽く振り掛け、ソバを数本掬って啜ります。ソバの茹で具合宜しく、纏わりついた汁も甘からず辛からず、主役の白エビ天ぷらも旨い。
その上、五百円で釣りがくる。線路を挟んだ向う側の高崎線ホームの立ち食いソバ屋へ入ろうとする人に向かい、こちらのソバの方が美味しいですよと教えたくなりましたが、営業妨害になりますから止めました。
冷える日は 立ち食いソバで 暖を取り