2015年 02月 25日
監査準備の一夜漬け
どちらも感心できない選択ですが、内部監査は組織内部の人が行う監査ですから、組織外部の人が行う外部審査とは異なり、どうしても甘える気持ちが生まれ、外部審査と同じような緊張感を持って臨むのは難しい。
外部審査を受けている組織の内部監査は、その手順や結果の確認が外部審査で必ず実施されますから、内部監査する側は緊張感を持って内部監査に臨み、内部監査される側も日頃から準備に余念がありません。
ところが、外部審査を受けず内部監査だけの組織では、内部監査の準備は直前だけになりがちです。それでも、前向きの対応する組織に向け、簡単な一夜漬けの方法を紹介しましょう。
それは、内部監査の目的から準備作業を絞り込むことです。目的が適合性であれば、決め事と実態との整合を確認して置き、目的がリスク評価であれば、想定されるリスクの予防・対応状況を整備して置き、両方が目的なら、準備していない方は諦めましょう。
雨上り 何処から届く 梅の香