2014年 09月 05日
昆虫食
半世紀が経ち、バッタや蜂の子を食べる様子がテレビ放映されるにつけ、懐かしさはあるものの食べようとは思いません。ところが、世界では20億人が昆虫を食べているようです。4人に1人以上が昆虫を食べていることになりますから、世界的には珍しい食糧ではありません。
昆虫食として量の多い順は、甲虫、イモムシ、アリ・蜂類、コオロギ・バッタ類、それにトンボやハエと続きます。牛や豚などの家畜の飼育には多くの餌や広い土地が必要ですが、甲虫やコオロギにはそれ程の餌や土地は必要ありません。
しかも、栄養やタンパク質が豊富ですから、食糧難を乗り越える鍵の1つと言えます。ただ、食糧には見た目や味も大切ですから、脚の付いたままのイナゴではなく、料理に工夫をしなくてはならないでしょうね。
赤トンボ 追われた頃が 懐かしく