2014年 05月 08日
風の音を聞きながら
その話が面白ければ、つい引き込まれて仕事になりません。その話がつまらなければ、CDプレーヤーに切り替えていつもの歌を聴きます。好きな歌は、我が心を引き寄せて離すことはありません。
気が付けば、仕事は少しも進んでいない。それほど急ぐ仕事ではありませんから、熱いコーヒを煎れて休憩することにしましょう。だが、その休憩の長いこと、外でする仕事なら何もしないうちに日が暮れることになります。
その癖、いつでも何かを追うように心の芯から休まる瞬間はありません。自分の心は、休みなく吹き荒れる風のようです。絶え間なく吹いて物を揺すり、音を出して誰かに気付かせる。そんな風の止まる瞬間は、地球上にはないようです。
風の音に 誘われ寝入り 眼が醒める