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白髪の旅ガラス

審査の価値

 審査を受けて登録を維持するだけが目的なら、審査費用は安く、何等効果的な指摘や改善提案もなく、審査員の教育などないから審査の一貫性もなく、受注までは熱心で審査前後の連絡が疎かな審査先でも良いだろう。

 そんな審査を受けても何等得るところはないから、何度も審査を受けていれば審査機関の費用や審査対応の社内経費が惜しくなる。いっそのこと、現場審査など不要の審査機関があれば良いと思うようになるだろう。残念ながら、現場審査の不要な審査機関などない。

 審査を受けながら、審査費用に勝る価値を生み出す審査機関はないものであろうか。それは、審査員の指摘で社員の気力が高まり、その結果売上が伸び、無駄が減り、社内体制も強化される審査機関を選ぶことであろう。

 審査の価値は、審査を終えた後で審査先の管理効果が上がることである。それが出来ない審査であれば、審査費用は捨て金になるだろう。例えば、審査費用が百万円であっても、売上が一千万円増え、無駄な経費が百万円減り、後継者が育つ審査であれば、一千万円のプラスと明るい会社の未来が見える。どちらを選ぶか、それは経営者の力量と言えるだろう。

 安物を 買って後悔 する審査
by tabigarasu-iso | 2013-12-24 00:00 | ISOマネジメント | Comments(0)