2013年 09月 20日
自分勝手のエネルギー
店員に案内される後に従い座った席は店内の一番奥にあり、店内の喧騒が全て押し寄せる最悪の場所でした。
「若い人は元気があって良いですね」
「はあ?何でしょう」
「若い人は元気があって・・・」
「そうですね」
互いに適当な所で頷いて、静かになる時を待ちます。ところが、隣の席に戻った僕等より年配のグループの傍若無人のこと、僕らの卓に尻を打ち付けて飛び出しても謝りもしません。それどころか、先生、先生、こちらですよと大声を上げる始末です。
「自分勝手のエネルギー、貰い過ぎましたね」
「そうですね」
「この次は静かな店で」
「異議ありません」
こうして次回に期待するより、場違いと感じた瞬間に店を出ることにしましょう。
年輪に 見合った店も あるものを