2013年 03月 13日
広告の消えた日
それらは、文字を沢山使って語るより、大きな写真を載せて派手に訴えるより、二年前に発生した震災の記憶を鮮やかに伝えてくれます。
広告を大切な収入源とする新聞がそれを捨て、当時を伝える小さな写真と心に沁みるコメントを載せる計らいには、これまでの偏見を捨て仲間意識を感じさせるには充分でした。
当時のテレビは一切のコマーシャルを流すことを止めていましたが、二年経た今ではNHKを除き左様なテレビ局はありませんから、新聞から広告を削除した新聞社の英断は記憶の隅に残します。
黙祷に 替えて消したの 広告欄