2013年 01月 05日
火力発電
必要な電力を確保することが第一である。どこまで必要かは別として、当てにする電力供給がなければ、電車や機械は動かず暖房も効かない。そこで、海外から化石燃料の輸入が急増することになった。
何としても買うとなれば、天然ガスなど化石燃料の値は上がる。その結果、電力料金が値上がりして、家庭生活と企業経営を圧迫することになった。また、化石燃料を多量に燃やすことで地球規模の温暖化は進む。
原子力発電所の再稼動を検討する政権になり、安全性が確認できればその再稼動も想定されているようだが、予想外の大きな地震に耐えられるものだろうか。今も放射線汚染で故郷を追われている人のことを思えば、再稼動の検討に過ぎることはない。
一旦破壊すれば手の着けられない不安なエネルギーに頼ることなく、また、九割の供給を担いながらも温暖化加速の火力発電の改善や再生可能エネルギー利用政策へ、大幅な投資を望みたいものだ。
くねりつつ 前進するか 蛇真似て