2012年 09月 20日
両毛線伊勢崎駅北口
その名からして、駅の近くにあるものと思い歩き始めたが、北口の駅前はタクシーの溜まり場もなく、大きなロータリーを迂回して工事現場を過ぎた所で立ち止まり、ホテルに電話を入れた。
何度呼んでも、ステーションホテルは応答しない。やがて、信じられない留守番電話へと切り替わった。これまで、ホテルに電話を入れて留守番電話であった事はない。
果たして、営業していないのであろうか。地図を見れば、そう遠くはない所にある筈だから、もう一度電話を入れた。すると漸く電話は繫がり、直ぐ傍の見え難い所ですと言う。
ホテルに着くなり、主人は詫びた。震災の前は三階建てであったが、大きな被害を受けて二階建てに立て直したと。大丈夫、今度は分かりますよ、そう笑って答えるのが精一杯であった。
伊勢崎の 駅の構えに 人負けて