2012年 04月 14日
世の中は狭い
「この沿線にある金谷の御茶屋さんで、かつて環境ISO導入支援をさせて貰いました」
「もしかしたら、〇〇〇〇〇ですか」
「ええ、良く御存知で」
「そこに娘が勤めていますから」
「世の中、狭いものですね」
「実に」
そんな話を終えて、到着したのは始めて降りたJR菊川駅、そこには話し相手の奥さんが待って居ました。今宵のホテルまで、帰宅の途中だから送って下さるとのこと。
「初めまして。御主人の好意に甘えさせて戴きました」
まさか、駅からの帰路まで同じとは、その偶然に驚いたままです。
翌日、二日目のお付き合いも終りが近付き、時間に余裕が生まれました。
「珍しい自動車が好きで、歌を唄い、ギター製作までされるとは、見掛けに寄りませんね。もしかしたら、ブログも開設されていますか」
「ええ、その通りです。ブログにタイトルは、〇で△ですから、珍しいでしょう」
「ええ。ところで、私もその仲間です」
「本当ですか。あなたこそ見掛けに寄らない。で、ブログのタイトルは」
「白髪の旅ガラスです」
「それは、見掛け通りですね」
「はい」
見掛けより 中味大事と 髪染めず