2011年 10月 24日
何も出て来ない
策ばかり豊富に持っていても困る。それを理解して実行する人が居なければ、結果は無策と同じことだ。それでも、策を知らない人に比べれば、幾らかましかも知れない。
年度末が近付けば、誰でも業績評価が気になる。予定通りであれば、ボーナスが期待できるから笑顔を隠せない。さもなければ、減俸や配置替えなどを覚悟しなければならないだろう。
それだけでなく、来年度の予算を実現するため、説得力のある策を提示しなくてはならない。だが、それが簡単に出来る人なら、当年度の苦戦はなかろう。そんな人には、配置替えが本人の為でもある。
策は無くても、実行に優れた人は多い。その逆、策は湯水の如く湧いても、実行の苦手な人も居るから、両者を組み合わせれば良かろう。その策は、リーダーの役割である。
リーダーにその策がなければ、メンバーはそこを離れて別のリーダーに従うか、自らリーダーになるか、そのまま組織の消滅を待つしかなかろう。
言い訳の 検討会議 無策かな