2011年 09月 27日
点検から始める
初めの1回転はP(計画)、D(実施)、C(点検)、A(見直し)の流れですが、何度もシステムを回す内にDCAP、CAPD、APDCと、組織の特性により先頭に位置付ける項目が変化するのは面白い現象でしょう。
例えば、D(実施)CAPの流れを得意とする組織は案じるより産むが容易型で、行動力の優れた点は評価できますが、目標を後で決めるため無駄な行動が多くなる弱点があります。
次に、C(点検)APDの流れで経営する組織は石橋を叩いて渡る慎重型で、世の中が安定している時には無駄な行動を避ける仕組みが功を奏し、利益を生むことも可能でしょう。ただ、市場が激変する中、点検のスピードと方向変換の判断が遅い場合、組織の存続が危なくなりますが。
蜜柑の木 落葉樹だか 虫に聞き