2011年 09月 17日
景気の波を見る
草の中で孤立する一戸建て住宅から、モダンな一戸建てが密集して並ぶ住宅街になった。どちらが良くて、どちらが悪いとは言えないが、活気は後者に感じる。
トンネルを抜けた地域では、元気な産業が街を支えているのだろう。そんな結論を出したところで、電車は終点の君津駅に着いた。
ところが、朝の九時だと言うのに改札を出る人は少ない。先程の結論は、見直す必要があるのか。売店横の三人掛けの椅子に座って十五分の時間調整、腰を上げるまで見掛けたのは老夫婦一組であった。
山一つ 越えた所で 秋忍び