2011年 05月 16日
静かな戦場
その矢が胸を射抜いても、誰も死にはしない。それを承知で、審査員は好きなだけ矢を放つ。だが、的を射ない質問には回答する側が黙っていない。
「只今の質問、趣旨が判りません」
審査員は相手の資料を確認しないまま、自分の意見を相手に投げ掛けたから、審査ではないと気付いた上での反撃である。
強気に転じた相手に対し、弱腰になった審査員は質問を変えた。それでも、嫌な雰囲気は会場に残ったままである。
そんな時には黙って居ないコンサルだが、その場は発言を控えた。こちらが発言しないルールを違反しては、審査側にも負け、回答側にも軽く見られる。従い、回答側に反撃できる能力を認めたら、黙って戦況を見守ろうではないか。
根拠無く 私見言ったら 審査負け