2011年 05月 08日
原子力発電は
それから40年余りを経て、後者は2011年3月11日の大地震に伴う津波で大きな被害を受け、高い濃度の放射能物質が原子炉から漏れ、放射線で周辺を汚染する事態が発生しました。
これを受け、大地震発生の確立が高い静岡の浜岡原子力発電所の停止も決定し、原子力発電に頼らないエネルギー供給の検討や生活習慣の早急な見直しが必要になっています。
その根拠として、2008年の資源エネルギー庁のデータによれば、日本の原子力発電による電力量比率は全体の26%、石油で10.3%、石炭で25.2%、LNGで28.3%、水力が7.8%、その他2.4%であり、原子力発電が筆頭ですから。
これを停止するとなれば、それに替わるものを探すか、1970年代の生活に戻るしかありません。原子力発電に替わるエネルギーが確保されるまで、電力供給は不足する危険性がありますから、家庭生活や仕事の形態を変える必要があります。
それも中途半端な省エネではいけません。少なくとも現状から26%の削減策が必要です。とは言え、それ程難しいことではありません。計画停電が実施されてエアコンや不要照明を切った月の電気料金は、前月に比べて50%減でしたから、やれば出来ます。
お別れの 言葉心に 沁みわたり