2011年 02月 16日
真昼のランニング
「午後の仕事、大丈夫かな」
そんな習慣のない人なら、誰でも思う。
昔、子供の頃に良く注意されたものだ。
「親が死んでも昼休み。飯の後すぐに動くな」
口に入れた御飯を噛みながら、遊びに行く時のことである。
そんなことを思い浮かべながら、隣の質問に答えた。
「たぶん、仕事にはならないでしょう。午後は、居眠りに違いありません」
それで事足りるなら、昼休みのことだから問題ない。
だが、帯鋸が目の前で勢い良く回り、溶接の火花が飛び散るような職場では、居眠りは命取りになるだろう。
人前で話すコンサル稼業、人前で話しながら居眠りすることはできても許されないから、いつかは昼休みに走りたい。
吹雪去り 路肩の土も 顔を出し