2011年 02月 10日
話術
まず、ISO(国際標準化機構)と言う呼称の説明。言語により、ISOやIOSになるところをISOに統一するところから標準化したと、実に歯切れが良い。
ここで、多くの人が彼の説明を信じる。そのISOとは、どんな効果があるのか。製品や環境管理の仕組みがISOの決めた内容に適合していれば、取引で有利になると畳み込むようにして判り易い。
ところが、何でも知っているエキスパートにも、少しばかり誤解があった。それは、環境ISOの審査時期について、三年毎と言い切ったことである。
正しくは、環境ISOを登録した翌年から維持審査を毎年受け、三年目に更新の審査を受けなければならない。
たまたま、ISOの世界に身を置くから気付いたが、そうでなければ誰も気に掛けないコメントであったろう。
それにしても、彼の判り易い説明には頭が下がる。素人へ判るように話しながら、決して天狗にならない謙虚な態度は、何とも清々しい。
人の振り 見ては反省 する霙