第四の波 |
2010年 03月 15日 |
海岸に押し寄せ砕ける波は終を知りません。勢い良く上る時もあれば、上がった分だけ激しく落ちて、そのまま押し寄せ慌しく引き返して行きます。その様子を見て、何も思わない人は幸せな人、何故だろうと考える人は気苦労な人、人の一生に重ねる人は感傷的な人と言えましょう。
風呂に浸かり汗を流した後で麦酒を片手に眺める白い波は、目的を達成した人には満足感で心地良く映るものです。そうでない人には、砕け落ちる様が己に似て、直ぐに目を逸らすことでしょう。また、幾つもの荒波を乗り越えてきた人には、それまでの波を振り返る機会になります。
その人が迎えた第一の波は、安い海外木材製品の大量輸入であり、国内林業からの撤退を余儀なくされたものでした。その第一次産業から第三次産業の情報提供サービスに身を転じて十数年後に迎えた第二の波は、土地の異常な高騰を招いた経済バブルの崩壊ですから、多くの人が覚えある波の筈です。
今押し寄せている第三の波は、世界的な金融バブル崩壊と言う大きなもので、拠り所にしていた輸出型産業の不振により、第二次産業と第三次産業の支援を行うコンサルサービスも大きく舵を切り替えなければ、大きな波に飲み込まれてしまうかも知れません。
目の前の波を乗り越えるだけでは、次の波に飲み込まれることになります。では、想定できる第四の波とは、どんなものでしょう。国内の農林業軽視と輸出型産業重視、経済と環境問題のグローバル化が生み出す第四の波は、気候温暖化の進展と水・食糧争奪、地下資源争奪など、これまでの波とは次元の異なるものに違いありません。

散り落ちて なお香を飛ばす 梅の花
風呂に浸かり汗を流した後で麦酒を片手に眺める白い波は、目的を達成した人には満足感で心地良く映るものです。そうでない人には、砕け落ちる様が己に似て、直ぐに目を逸らすことでしょう。また、幾つもの荒波を乗り越えてきた人には、それまでの波を振り返る機会になります。
その人が迎えた第一の波は、安い海外木材製品の大量輸入であり、国内林業からの撤退を余儀なくされたものでした。その第一次産業から第三次産業の情報提供サービスに身を転じて十数年後に迎えた第二の波は、土地の異常な高騰を招いた経済バブルの崩壊ですから、多くの人が覚えある波の筈です。
今押し寄せている第三の波は、世界的な金融バブル崩壊と言う大きなもので、拠り所にしていた輸出型産業の不振により、第二次産業と第三次産業の支援を行うコンサルサービスも大きく舵を切り替えなければ、大きな波に飲み込まれてしまうかも知れません。
目の前の波を乗り越えるだけでは、次の波に飲み込まれることになります。では、想定できる第四の波とは、どんなものでしょう。国内の農林業軽視と輸出型産業重視、経済と環境問題のグローバル化が生み出す第四の波は、気候温暖化の進展と水・食糧争奪、地下資源争奪など、これまでの波とは次元の異なるものに違いありません。

散り落ちて なお香を飛ばす 梅の花
by tabigarasu-iso | 2010-03-15 12:49 | 小説 | Trackback | Comments(0)

