2010年 01月 30日
暇つぶし
やむをえず、数行で終わる記事を飛ばし読みする間に、眼と脳の回線接続がスピードを増した。暖気運転が済めば長文も苦にならない左脳は、飛び越した散文を丹念に拾いに掛る。昔から貧乏性で、読まない箇所があると損をすると教え込まれた左脳は、あるところに眼を留めた。
小説を読むのは頭を使う暇つぶし。暇をつぶすには面白いストーリが必要になる。ストーリを面白くするためには頭を使い過ぎてはいけない。暇をつぶしながら小説は書くのが良いとある。
旨く書こうとして言葉を選び、感動させようとして文体にこだわり、ストーリの面白さを忘れていた人は、この一文で眼を覚ましたに違いない。
随筆も 暇に任せて 書くが良い