2009年 11月 24日
炬燵
「そろそろ、炬燵を出さない」
椅子の生活に慣れた所為でしょうか、寒い時期には欠かしたことのない炬燵をすっかり忘れていました。ソファー前のテーブルを片付け、掃除をした後で厚手の敷物を敷き、炬燵をセットしてからスイッチを入れ、爪先を入れてみます。
もうそこから抜け出す気力は失せ、そのまま尻まで送り込み、冷えた身体を暖めることに。エアコンに比べれば遥かに少ない電力で、炬燵は心地良く身体の芯を暖めます。暫くすると額から汗も滲み、エアコンを止めると風の音が消えた室内は物音一つなく、腰から下が暖かいものですから、うたた寝には丁度良い。
やがて室内の温度が下がり始めて、寒さを感じたところでエアコンのスイッチを入れます。かように、エアコンは室内の温度を一時上げるのに使い、足元は炬燵で暖を取るのが合理的な使い方かも知れません。それに、炬燵は家族の顔が直ぐ傍にあり、家族の温もりも伝えることができるでしょう。
炬燵ほど 省エネ暖房 ありゃしない